MEMBER INTERVIEW
仲間がいれば、世界中どこでも“居場所”になる。
水野ペイン チャールズ(チャーリー)
BUB ACTIVITY CENTER 事業部長
大学時代、約880kmの巡礼と難民支援の経験から、「仲間さえ良ければ、世界中どこでも居場所になる」と実感したチャーリー。2020年にBUBへ入社し、運営スタッフから拠点責任者を経て、現在は浅草・大阪・ツアー・ハワイを束ねる事業部長を務めています。人と人との心理的な境界をなくす体験を世界中へ届けるため、BUBを世界のスタンダードにする挑戦について語ります。
PROFILE
水野ペイン チャールズ(チャーリー)/BUB ACTIVITY CENTER 事業部長。1997年2月、イギリス・ロンドン生まれ。University of Essex(英)で歴史学を専攻。世界25カ国を旅し、その多くを難民支援のボランティアを行う。2020年8月にBUBへ入社、運営・サービススタッフからキャリアをスタートし、現在は浅草・大阪・ツアー・ハワイを束ねる事業部長を務める。
人さえ良ければ、世界中どこでも“居場所”になる。
大学時代に友人のすすめで、世界三大巡礼の一つである、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼を行いました。1人でフランスからスペインを抜け、最後はポルトガルまで。約880kmを35日間かけて踏破する旅です。
毎日、ただひたすら歩く。夜は「アルベルゲ」という簡素な巡礼宿に泊まります。そこには、世界中から来た、国籍も年齢もバラバラの巡礼者がいました。ワインを片手に語り合ううちに、言葉も背景も違うのに、誰もが私と同じような悩みを抱えており、そのおかげで仲間になれたんです。そこで思ったのが、「仲間さえ良ければ、世界中どこであっても、そこが自分の居場所になり、家(ホーム)になるんだ」と感じることができたんです。これは今でも大事にしている考え方です。
一番きつかったのは、給水ポイントが一つもない15〜20kmの山道を、炎天下にひたすら歩いた日でした。足は痛いし、喉は渇く。それでも私は、「この一歩一歩の痛みが、自分の成長に変わっていく」と信じて、前に進み続けました。35日間歩き終えた私は、正直、別人になっていました。それまでの私は内向的で、自己表現が苦手で、自分の性格のせいで周りに迷惑をかけることがあっても気に留めないような性格でした。でも、自分の直せない欠点ごと受け入れられるようになり、気づけば、陽気な性格に変わっていたんです。「何事も、まず挑戦してみる」。私のポリシーは、あの巡礼路で生まれました。
その後、私はフランスのカレ(Calais)にある難民支援キャンプで、ボランティアも経験しました。世間から「難民」と言われる地区に住んでいる方々でも、同じ時間を過ごし、一緒に笑い合ってみると、やっぱり中身は私たちと何ひとつ変わらない、温かい人間でした。地政学的な、あるいは法的なボーダーは、私たちの力では簡単に消せません。それでも、滞在を共にし、他愛もない会話や体験を通して、私たちが無意識に作っていた心理的な境界線は、一瞬で消え去る。それを、身をもって知ったんです。
だからこそ、私はBUBを選びました。BUBが目指しているのは、人とのつながりや体験を通して気かけを届けることです。そのビジョンに私は共感しました。現実には、変えられない壁がたくさんあります。だからこそ、人と人が向き合うその瞬間は、共に熱狂し、心が通い合う体験で、すべての心理的なボーダーを取り除きたいと思っており、BUBでならそれが実現出来ると思っています。
責任を背負い、成長し続ける
ただ、入社してすぐ、私は人生で一番の修羅場を迎えます。初めて千葉拠点の支配人(拠点責任者)を任された直後のことでした。一年で最も盛り上がる夏を目前に控えているのに、現場は明らかな人手不足。私は、採用も研修も、組織づくりの経験がほとんどないまま、すべての責任を背負うことになりました。「採用が間に合わなかったら、夏はどうなるのか」、「自分が失敗したら、会社も仲間も失うのではないか」。リアルに不安と恐怖に押しつぶされそうになりました。ただ、必死で行動し、仲間にも頼り、なんとか乗り越えることができました。
あの経験から、私は組織づくりについて一つ決めていることがあって、それはみんなが「BUBに入ってよかった」と思ってもらえるような最高の組織をつくることです。一人ひとりのやりたいことやビジョンが違っても、チームの高い目標を達成する過程で少しでも成長し、それぞれの居場所を作ることを意識しています。それを繰り返すことで、BUBはより大きく、強固な組織になっていくと信じています。
その後も困難はたくさんありましたが、その中で私が一番、「成長してきたんだな」と感じたのは、BUB RESORT Tsukubaの立ち上げと開発を任された時でした。代表が1on1で、「つくばの立ち上げは、チャーリー以外にいない。チャーリーがBUBを一番知っているし、サービスの運営全体を分かっているから」。正直それまでは大変なことが多かったですが、その言葉で自分が成長してきたことを実感できました。何よりそう言ってもらえたことが本当に嬉しかった。私は即答で、「やります」と返しました。4億円を超える年間予算というプレッシャーはありましたが、無事仲間とともにやり切ることができました。
株式会社BUB 第二創業期
最近気づいたのですが、自分でサービスの責任を持つ事業責任者の立場になって私は今、「世界を変えられるチャンス」「社会を変えられるチャンス」を持っていると感じるようになりました。そんなチャンスを持てる人って全世界でもそんなにいないと思ってます。新しいサービスだからこそ、社会にインパクトを与えられるチャンスがある。これほどワクワクすることは今まで無かったし、今の仕事は非常にやりがいがあります。
そして入社から6年が経ちました。今、私はBUB ACTIVITY CENTERの事業部長として、浅草と大阪の二大都市拠点、都内のツアーチーム、そしてハワイ拠点を管轄しています。大阪に至っては、私を含めてたった3名で立ち上げました。数字の桁が上がるほど、責任も重くなる。それでも前に進めるのは、この事業拡大の先に、きっかけを届けられる人がいると、信じているからです。
また、BUBは第二創業期に突入しており、若い仲間がどんどん育ってきています。先日関西の採用イベントにBUB ACTIVITY CENTERのメンバーと参加したんですが、入社したばかりの新卒メンバーが、会社の未来を自分の言葉で学生に熱弁しており、会場の誰よりも学生をブースに集めていました。任せられる仲間が、育っています。どんどん新しい仲間が主体的に、BUBの未来を作り始めてくれています。
世界のスタンダードをつくる
これから私が向かうのは、ハワイ、そしてその先の世界です。世界中にBUBの拠点を作り、国籍も年齢も超えて、ゲストもクルーも一緒になって全力で体験を楽しむ。夜にふと、他愛もない会話を交わす。そうやって、「見方を変えるだけで、人生ってここから変えられるんだ」という気づきのきっかけを、世界中に作りたい。かつての私のように、殻に閉じこもっている誰かの「見方」を、変えたいんです。
最後に。「一度きりの人生、社会の小さな歯車として終わりたくない」。就活生、社会人の方でそう思っている方は少なくないと思います。
BUBは社会を変える可能性のあるサービスを展開しています。私たちが仕掛けているのは、単なる観光ビジネスではなく、世界中に「心理的な境界のない、温かい居場所(ホーム)」を増やし、人々の人生を変えるきっかけを届ける事業です。コーヒーと言えばスターバックスを思い浮かべるように、「体験と言えば、BUB」。そんな世界のスタンダードを、私たちは本気でつくりにいきます。自分らしく、かつ世界のために。同じ熱を持った仲間と、私はハワイへ、そしてその先の未来へ、世界を獲りに行きたいと考えています。
やり方は、あの880kmの巡礼の旅と同じです。一歩ずつ、歩き続けた者だけが、次の街に着く。そういった冒険を想像してワクワクする方は、きっとBUBでの挑戦が楽しいはずです。