MEMBER INTERVIEW
答えがないから、私が考える。
Krotova Agata(あがた)
グローバルマーケター
数学と演技、二つの「答えのない問題」を考えることが好きだったあがたは、日本への留学を経てBUBと出会いました。現在はグローバルマーケターとして、データ分析からサービス開発、集客、利益改善まで幅広く担当しています。「やりたい」と言葉にすることでチャンスをつかみ、世界中にBUBをつくるという未来へ進む挑戦について語ります。
PROFILE
Krotova Agata(あがた)/グローバルマーケター。ロシア・サンクトペテルブルク出身。サンクトペテルブルク国立大学 経営学部マーケティング専攻。在学中に、ロシア大手小売 O'Key Group のマーケティング本部、大手銀行 VTB のクリエイティブ・プロジェクトマネジメント部門でインターンを経験。卒業論文のテーマは「ESG transformation を通じた投資家への価値創造」。来日後は名古屋商科大学大学院へ進学し、「音楽業界における顧客価値創造とCRM」を研究。現在は集客の入り口から利益の改善まで、マーケティングを幅広く担っている。
答えのない問題を考える
4歳のときに数学オリンピックに出ていたくらい、数学が好きでした。そして同じくらい好きだったのが、演技です。一見、正反対に見えるかもしれません。でも私にとっては、どちらも「答えのない問題を考える」という意味で、同じなんです。
日本に興味を持ったのは、12歳くらいの頃でした。たまたま読んだ小説が面白くて、あとで日本のものだと知った。そこからアニメも見るようになって、大学2年のとき、コロナで時間ができたタイミングで日本語の勉強を始めました。本当は留学プログラムで日本に行くつもりが、コロナで行けず、オンラインで勉強を続けて、結局、大学院で日本に来た。このとき、日本に残るつもりはあまりなかったんです。
残ることにしたのは、BUBへの就職が決まったからです。せっかく日本にいるなら日本の就活も見てみよう、というくらいの気持ちで、キャリアフォーラムに行きました。当時はコンサルティングに興味があってのですが、軽い気持ちでBUBの説明を聞いたんです。話を聞いているうちに、チャーリーやペニー、一戸さんに会って、だんだん人が魅力的で面白い会社だと感じるようになりました。それで内定が出たタイミングで、「日本に残ろう」と決めました。
やれることを全部やる
今は、グローバルマーケターとしてインバウンドのマーケティングを担当しつつ、少しずつBUB RESORTのマーケティングも行っています。BUBのマーケティングの仕事は他とは少し違っていて、普通は広告代理店に入社したり、マーケターとして勤務すると、広告運用などの新規獲得やCRMなどの顧客管理、リピート創出などの売上に直結しやすい仕事を行うことが多いのですが、BUBのマーケティングは、Product(製品・サービス)、Price(価格)、Place(チャネル)、Promotion(販促)全てに関わることができます。
そのため業務の幅が広く、私の仕事は具体的にはっきり決まっていません。データを整えるところから企画まで、自分でやるべき仕事を見つけて進めています。マーケティングは数字を扱う仕事ですが、お客さんと向き合う現場には、演技に近い要素もあります。子どもの頃に好きだったものが、ぜんぶ、今の仕事に活きているんです。
マーケティングをやることになったきっかけで一番覚えているのは、八ヶ岳にいた頃のことです。顧客アンケートを分析していて、一人っ子かつ小学校高学年〜中学生のお子さまの満足度が、他のお客様よりも低い事に気づきました。どうやって解決しようと考えたのですが、どうしてもActivityの開発だけで解決できないような気がして、サービスそのものを開発しようと思ったんです。私は中学生向けの「親離れプラン」を企画して、リリースまで持っていきました。
この経験は自分自身の仕事をする上でも大事にしていて、課題を解決するためには、集客だけでなく、顧客の理解もサービスの理解も必要で、それらを柔軟に考えながら解決策を考えることが必要なんだと感じています。
もちろん、楽しいことばかりではありません。BUB ACTIVITY CENTERの立ち上げを行っていた際、副社長のきよさんから、「9月末までに損益分岐点を超えなければ、この事業はクローズさせる。」と言われたことがありました。せっかく自分たちがワクワクしながら作った事業が潰れるかも知れない。それだけは嫌だと思い、そこからできることを片っ端から試しました。結果、集客が成功し、顧客満足度もエリアトップクラスまで成長させ、利益率50%を達成。事業は続き、その後大阪、ハワイに拠点をつくることが決定しました。あの時の緊張感は、今でもよく覚えています。
「やりたい」と口に出すと、ここでは本当にチャンスが来る。
BUBで一番驚いたことは、「やりたい」と口に出すと、本当にチャンスが来ることです。私はアイデアがあったら、良いと思ったアイデアを実現することの方が大事だと思っています。中には上司や先輩、代表に提案するのが怖い、と思う方もいると思います。正直、私も声をかけるのは得意ではありません。でもBUBには、SABOという制度があるんです。部署に関係なく、誰とでも1on1ができる仕組みで、みんなが「いつでもSABOしていいよ」と言ってくれる。だから私も、経営陣などに気軽に相談ができるようになりました。BUBだから、相談できるし、やりたいことを言えるんです。
一戸さんに1on1で「分析がやりたい」と伝えたら、そこから顧客データの分析を任せてくれるようになりました。当時の上司だったしゅーきさんは、1on1で、私が何に興味があって何をやりたいのかを、たくさん聞いてくれた。一戸さんに任された顧客分析の結果も、ちゃんと聞いてくれた。私のやりたいことを、一緒に実現して、成功させようとしてくれたんです。言葉にすれば、応えてくれる人がいる。これは理想の話ではなくて、私がBUBで何度も体験してきた事実です。
だから私は、これからやりたいことも、先に口に出しておきます。拠点開発です。今、チャーリーさんと一緒に動いています。世界中にBUBを作りたい。そしていつか、私の生まれた国、ロシアにも、BUBのサービスを届けたいんです。どうすれば作れるのか、まだ誰も答えを知りません。つまりこれも、答えのない問題です。だから、私が考える価値がある。
何かやりたいことがあるなら、まず言葉にして、いろいろな人に話してみてください。考えているだけでは、行動には移せない。言葉にした瞬間から、未来は動き始めます。BUBは、特にそういう場所です。